自由詩ワン

題名:君の言の葉



君の言葉で僕は泣いた。

僕は君の目を見た。


僕はなぜ泣いたのだろう。


君に救われたのか。

君に悪口を言われたのか。


どちらにしても君は僕の大切な人。


だからこそ、泣いたのだ。



題名:誕生日のプレゼント



僕は親に命をもらい、幸せを渡した。

親は僕にプレゼントをくれた。

はじめてのプレゼントなんだったかな?



名前かな。




題名:君の空白



君と手を繋いで歩くときふと思う。


もう片方の手。

誰にも取られないよう。

そっちも繋がせて。


そしたら君と向きあった。

君を離したくない。


君のふところ空いている。

君のふところ飛び込んだ。


それでも君の心は空いている。

他の誰にも入らせない。

すべてを埋めてみせます。




題名:太陽の目



昼間の太陽は見ている。


心の真っ直ぐな人には、

光を渡した。


心の曲がった人には、

影を渡した。


なのに、心の曲がった人の影に隠れてしまった人は見ていない。

でも、我慢して、我慢して、

いつか太陽は気づいてくれるだろう。




題名:時間と幸せの人生



時間は平等と言うけれど、

その中の自由な時間は平等ではない。


幸せは誰にでもつかめると言うけれど、

幸せを掴む為に必要な不幸の量が違うだろう。


幸せは自分で決めるのだろう。


生きる幸せ


人生とは、

知識ある人間に対する試練なのだろう。